パーキンソン病と向き合った父と私①
訪問ありがとうございます。
看護師に寄り添う相談室『Sowelu』
代表の中村真美です。
今日は、過去に私が悩んだ…
というより、あがいた…
話をさせていただきます。
それは、父がパーキンソン病になった事。
その始まりは、父が48歳。
私が19歳の時でした。
私は、実家に居場所がなく親も嫌いだった。
姉は親に関心を持たれているが、私には無関心。
父は亭主関白で、星一徹のような人だった。
居心地が悪すぎて、私は高校卒業してすぐに実家を出た。
でかくて、怖くて、強くて、嫌いな父親が病気になった。
信じられなかった。あの父が病気になるなんて…
許せなかった…
認めたくなかった…
自営業でやっていた建設会社は、
父が現場に出れなくなったので閉業した。
その後、父は再就職したが、すぐにやめてしまった。
だんだんと動けなくなった父は
5年後には車いすに頼る生活となっていた。
その頃には、強くて怖い父はいない。
会話の中で見せる頑固の一面が、
昔の強かった面影を感じさせる程度だった。
私が見てきたパーキンソン病の患者さんは、
発症から10年でも、薬を飲みながら身の回りの事は
自分でできている。
なのに父は5年で、車いすに頼らないとならない
生活になっている。
もしかして…パーキンソン病じゃないんではないか?
父の主治医は、信頼できる先生なのだろうか?
そんな疑いの気持ちは、勝手に私の中で
どんどんと大きくなっていった。
私は、父の受診に1度も一緒に行ったことないのに
担当医師を疑った。
そこで、私の働いている病院で、
関わった事のない、神経内科の先生に
勇気を出して声をかけの病気について聞いてみた。
長くなったので続きは
パーキンソン病と向き合った、父と私②へ
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